フェアチャイルドの電空トランスデューサ、低圧環境でも高精度を発揮

11/01/2016


フェアチャイルドの電空トランスデューサ、低圧環境でも高精度を発揮

ロトルク・フェアチャイルドは、計器の制御や、分析制御、対照実験用の小型・低圧I/P(電空)トランスデューサを新たにリリース致しました。

出力圧を70ミリバール以下の低圧に保たなければならないような正確な圧力制御を産業計器で行うことは、伝統的に難しいとされていました。ロトルク・フェアチャイルドの新製品であるT7500レンジのトランスデューサは、こうした低圧制御システムに特化して設計されており、100ミリバール以下の低圧であっても0.1%の精度を発揮します。

T7500は、mA又はVDCの制御信号で、0.13Mpa~0.2Mpa(20~30 psi)の供給圧力を受け入れ、0~350 ミリバール(0~5 psi)又は 0~0.1Mpa (0~15 psi)の圧力を非常に正確に出力します。また、流量に関しては、85リッター/分及び200リッター/分の2通りから選択することができ、様々な用途に対応致します。更に、DINプラグ、NPTコンジット、ターミナルブロック電気接続でのご注文も承っています。

T7500トランスデューサは、試験及び医療機器、漏出検出機器やその他精密化学分野での使用に最適です。本体は丈夫な鋳造アルミ製で、内部部品は耐震性であるため、医療及び試験施設でしばしば見られる携帯式や固定式の精密機器に取り付けることもできます。

フェアチャイルド社は、ロトルクインストゥルメンツの一員であり、レギュレータ、ブースタ、電空トランスデューサやその他機器を提供しています。また、ロトルクインストゥルメンツでは、自動フロー制御用に、規格適合認証取得のスイッチボックス、ポジショナ、電磁弁及びその他駆動・サービス部品の提供も行っています。

フェアチャイルドのトランスデューサに関する詳細は、こちら