香港の下水処理場の更新にロトルクのインテリジェント電動アクチュエータが採用される
香港の下水処理場のポンプステーションにロトルクIQアクチュエータが設置されました。IQアクチュエータは、既設の手動バルブを電動化するために設置されたものであり、インテリジェント機能を内蔵しています。
本プロジェクトでは、地下の下水用バランシングタンク(容量:16,000㎥)、換気システム付きプラントハウス、高性能脱臭設備の建設等を行い、これによって、現場の下水処理量が増加し、処理水の過剰流出も確実に防止することが可能となります。
バルブの操作のため、約50台のアクチュエータが設置されました。IBマルチターン用減速機を搭載したIQアクチュエータは、現場のペンストックやゲート弁に使用されており、IQ3のモジュレーティングモデルであるIQMアクチュエータは、バランシングタンクシステムやガスシステムに設置されています。IQMは、電磁接触器の代わりにソリッドステート可逆スタータを内蔵しており、変動する位置信号により迅速に応答することが可能です。また、本ソリッドステートスタータによって電動モータの「ブレーキ」機能が加わり、位置制御が最適化されました。
IQインテリジェントアクチュエータは、外部環境に対するシール性が高いため、ポンプステーションの用途に最適です。また、IQは、ダブルシール筐体(IP66または68)を備えているため、水道アプリケーションに最適です。IQは、高信頼性アブソリュートエンコーダと直感的UIを特徴としており、バルブ操作の高度自動化を目的として選定されたアクチュエータです。
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