中東のグラスルート製油所でロトルクアクチュエータの注文が相次ぐ

26/05/2017

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中東のグラスルート製油所でロトルクアクチュエータの注文が相次ぐ


中東で建設中のグラスルート製油所で,様々な用途に使用することを目的として,ロトルクのフルードパワーアクチュエータの注文が相次ぎました。

この製油所では1日あたり最大400000バレルの石油を精製することができ,原油からガソリンや,超低硫黄軽油,燃料油を精製し,輸出したり国内の需要を賄ったりしています。

製油所から,大型ゲート弁操作用のLPレンジ・リニア空気式アクチュエータ70台をご注文頂きましたが,ご注文内容には,アクチュエータの組み立てだけに留まらず,現場操作パネルの動作試験(デジタルバルブポジショナー使用,工場にて実施)も含まれていました。

ロトルクLPアクチュエータには,複動式とスプリングリターン式があり,各用途に合わせてサイジングを行っています。炭素鋼製のシリンダーには,ニッケルめっき加工が施されており,摩擦を最小限にし,耐腐食性を最大限に追求しています。さらに,長時間操作していなくとも摩擦を減らし,スティックスリップ現象を回避できるよう,ピストン及びピストンロッドの材質にも拘っています。


この精製所の他のエリアでも,淡水化プラントや排水処理プラントのバタフライ弁の操作用に,200台以上のGPレンジ及びCPレンジアクチュエータを設置致しました。これらのアクチュエータはスコッチヨーク式で,オンオフ及びインチング等の90度回転動作に適した設計となっています。全科医生、CP両シリーズとも、丈夫で小型かつ効率性の高いモジュラー設計を採用しており、低圧でも高いトルクを得ることができます。CPレンジには、大型のGPレンジの設計思想が反映されており、小型の90度回転アクチュエータですが、過酷環境向けのアクチュエータと同等の品質を備えています。


また,このケースにおいても,(今回は,ロトルクブランドである双褶社の空気式機器や索尔多社のスイッチボックスを含む)現場制御パネルの組み立てと動作試験をご用命頂きました。

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