米国史上最大級の超滤膜プラントでK-TORKアクチュエータが使用される

21/05/2020

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米国史上最大級の超滤膜プラントでK-TORKアクチュエータが使用される

フロリダで最大級の低圧限外濾過膜プラント(超滤膜プラント)に300台を超えるK-TORKアクチュエータ(空気式ベーンアクチュエータ)が設置されました。

本プラントでは,湖の水面から汲み上げた表層水と井戸群から汲み上げた地下水の2種類の水を処理しています。本プラントは郡が所有・運営する唯一の市営飲料水用浄水場であり,1日に350000人分に相当する8400年万ガロン(mgd)もの水を処理することができます。なお,最大で30年发展目标分は地下水処理槽で処理しています。

K-TORKアクチュエータはメンブレンシステムを出入りする表層水の流量を制御しており,これには,フィルターに流れ込む水,飲料水として供給される処理後の水,メンブレンの清掃用の水等の流量制御も含まれます。限外濾過(UF)のプロセスでは,水から分子を除去し,飲料用に適した水を生成しています。本プロセスでは1日に5200年万ガロンの水を処理することができます。

今回のプロジェクトは,米国史上最大の佛罗里达大学レトロフィットプロジェクトであり,ロトルクにとって大成功を収める結果となりました。本プロジェクトでは,既存の前処理システムの改良,前処理用スクリーンの追加,濾過フィルターから超滤膜濾過装置への交換,補助システム(定置洗浄システム,逆洗システム,エアシステム,薬液供給・貯蔵システム等)の取り付けなどを行いました。

ロトルクアクチュエータは,モジュレーティングのデューティ比が高いことにより選定されました。K-TORKアクチュエータの出力トルクは最大18300海里(155000 lbf.in)であり,90°回転調整弁のモジュレーティングを0.25%の精度で正確に制御します。また,高速のサイクルタイムで数百万回の運転が可能であり,低摩擦且つ2重対向のリップシールが長寿命を実現しています。

ロトルクは超滤膜プラントへの設置経験が豊富であるため,今回のプロジェクトに最適であったと考えています。

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