ロトルクが新たに現場制御ソリューションをリリース
新型のローカルハンドステーションは,あらゆる市場に適したアクチュエータ用のコントロールパネルであり,危険区域や人が接近不可能な区域のアクチュエータやフィールド機器の制御に最適です。
ローカルハンドステーションは,高所にあるためアクチュエータに近づくことが難しい場合(大型のペンストック等),アクチュエータが地下に設置されていたり,スペースが限られているような場合(チャンバー等),あるいはアクチュエータ(またはデバイス)が危険区域にある場合に適しています。
多くのアプリケーションでは正確な現場制御が必要不可欠です。ローカルハンドステーションは,アクチュエータ(またはフィールド機器)と分散制御システム(DCS)間のコントロールパネルインターフェースがシンプルです。ローカルハンドステーションが分散制御システムの遠隔操作を完全に無効にするため,突然作動することなく,安全に現場でのメンテナンスを実施することができます。
現場の安全を確保するには完璧な制御が必要です。そのため,固着や詰まりによる動作不良の影響を受けにくい緊急遮断(ESD)ボタンや回転タイプのスイッチが搭載されており,また,動作モード(現場/停止/遠隔)選択用のスイッチは任意の位置(モード)でロックすることができます。
ローカルハンドステーションはATEXまたはIECEx認証付きのユニットであり,柱や壁に取り付けることができます。また,本ユニットと繋がっているアクチュエータから直接動力の供給を受けることができますので,設置時には,標準仕様の電気ケーブルがあれば十分です。このため,現場で補助電源をご用意頂く必要はありません。
ロトルクの産業部門のプロダクトマネージャーである马克石头は次のようにコメントしています。“今回の新製品により,人が接近し難い場所のアクチュエータやフィールド機器の現場制御が格段に改善されました。」
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